最近は夢についての本も多く出回ってきていますが、
私はこのホームページで<夢>についてまとめようと思ったのは、

子どもを亡くした親が唯一わが子と会えるのが夢。
本当に夢の中で会っていると信じない唯物論者(死後の魂を信じない)の人さえも、
夢での再会は楽しみにしているものです。


ですが・・夢で会いたいと思ってもそう簡単には見られない。
その間だけでもあの子の笑顔・温もり・愛しさを感じていたいのに・・。
と言う人が大勢います。

私は娘を見送ってから閉じこもりいろんな本を読んでいるうちに、
夢ってすごく奥が深いものなのだということを知りました。

霊的なメッセージが入っていたり、故人との再会もありえることが、
スピリチュアルな立場での世界的な文献の中には必ず<夢>の項目が書かれてあります。

そのことを知れば知るほどに私がつけていた<夢日記>には書くことがいっぱいになっていきました。
夢なんてあまり見なかった私がです。
ほとんど毎日、たくさんの夢を見ていたのです。


それは皆さんがそうなのですが、思い出すようになっていないから、
思い出そうとしていないから、
夢ということに意識が向いていなかったからだけなのです。




ここに書かせていただく内容はちょっと探せばどこにも書いてあるような内容です。
でも、あえてここに書き出す理由は、
その本を読み返しながら日々送ることはなかなかできません。

意識が薄らいできます。
夢への感心がどんどん遠のきます。
するとその貴方の意識の通りに夢を思い出せなくなるのです。

そんな時にふっとこのホームページの<夢>のコーナーを読み返し
心掛けて生活の中で意識していくのです。
何をしていようが、仕事をしていようがふっと思い出すだけでいいのです。

そして、少しの努力をすることで子どもたちと夢でコンタクトできたことを思い出せる自分になれば、
「お母さん、思い出してくれたね〜!」と
子どもにも喜んでもらえるし、自分も癒されることになります。

一番注意していただきたいことは、
「私は夢を見ないのです」
「何も覚えていないのです」と
マイナスの言葉を繰り返すことはやめてください。

それを聞いてるのは自分の潜在意識なんです。
その通りになってきてしまいます。
自分で壁を作ってしまうということです。
言葉や意識が現実を創っていきますから。




 
睡眠について

睡眠は顕在意識が潜在意識に席をあけわたす豊かな時間です。
 睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の二つに分けられます。

 ノンレム睡眠が出現し、入眠後約90分でレム睡眠に移ります。
これを一晩で45回繰り返します。

良い睡眠とは、レムとノンレム睡眠の流れの自然なバランスの脳波の活動で成り立っています。
医者の診断により処方してもらわない限り、睡眠を薬やお酒に頼ることは睡眠のサイクルを
妨害することになります。


シータレベルにあまり長くとどまると、夢が次から次へと出てきて、
まるで奇妙な鏡の家にでもいるように感じることがあります。

デルタレベルに長くとどまりすぎると、深く眠りすぎてしまってまったく夢も見ずに起きた時は
二日酔いにような感じがします。
ですので、夢の世界の発見と旅には健全な睡眠をとらなければいけません。



 
 夢を見るレム睡眠

レム睡眠は、身体は深く眠っていても脳が起きている時と同じ状態になっています。
眠っているのに眼がクルクルと不規則に速く動いている時がレム睡眠の状態です。
ノンレム睡眠の時は、脳も眠っている状態にあります。

 大脳生理学の研究によって、夢を覚えているのはレム睡眠の時だということが分かっています。
レム睡眠という浅い眠りの時に、脳波がアルファ波となることが判っています。(瞑想のときと同じ)
このときに夢を見ているのです。







 普通の夢

仕事に追われているときや勉強ばかりしたときには夢にまで同じようなことを見ます。
喧嘩をしたことを気にしてると言い争いの夢をみたり、
トイレにいきたいときはトイレの夢、
内容は一貫性がなくどうしてここで画面が変わってしまうのか?と思うような支離滅裂な内容は
ほとんどが普通の夢です。


 
霊夢

夢の殆どは意識して訓練をしない限り目が覚めればすぐに忘れてしまいます。
しかし、あまりにも不思議な感じの夢だったためにはっきりと覚えているという夢もあります。

そのような不思議な夢は霊的な夢が多いです。

このように霊的な夢を「霊夢」といいます。
故人や先祖霊などの魂が見せてくれるものなのです。
 
普通に見る夢と霊夢や予知夢はまったく違っています。

現実の世界と同じように鮮明なカラーで、登場人物や建造物、
風景などの輪郭はハッキリしていています。
感覚もあり、何かに触れればその感触も感じます。

肉体的な意識が睡眠により弱まっている時に、心の奥底にある霊的な意識が目覚めて、
時間と空間を越えた世界を体験している状態をいいます。
 

人間はすべてが霊であることを知れば、夢の不思議な体験も理解ができます。


たとえ死んで肉体は無くなっても、
霊魂として残り、霊的な存在として想念による活動があるわけです。
人間は霊的な存在が物質的な形に現されたものであるだけです。

潜在意識の奥底には霊的な世界があるということを、
深層心理学の分野では今ではだいぶ知られてきています。

レム睡眠中に心の奥深い潜在意識へと入って行きます。
脳は活発に活動しており、潜在意識との交流が高まり、心霊的な感受能力は敏感になります。
 
人間は睡眠中にこそ、最も霊との想念という波動の霊波が通じやすい状態になっていると言えます。
ですから、地震の予知夢や身内が亡くなる夢などがよく報告されていますが、
情報を送ってくれている高次の霊の存在があるからです。

それを的確に解釈し実生活に応用することが大切になってきます。



筋肉の動きに電気が発生することは知られています。
このことから脳内は化学的な一種の電解質であるわけです。
常に電気が発生したり、流れたりする複雑な電気回路網であると考えられます。

それらの構成する部分の細胞が生物的な共振回路として動作することもあるのです。
同じ周波数を固有共振として持ち共振回路から発信される信号は霊波ということになります。




 夢を思い出す方法          
 

レム睡眠中に誰しもが見てる夢を目覚めた時にどうやって思い出せるようになれるかが問題です。

夢日記をつけることをまずは決めてください。
日記をつける以上は思い出す努力が毎朝必要になります。

枕元にノートとペンを用意しておきます。
目覚まし時計は少し余裕を持ってタイマーをかけます。

意識が目覚めた瞬間にまずは、動かずにぼ〜としたまま思い出そうとしてください。
(そのまま眠ってしまいそうな人は身体をゆっくりと起こし座ってやってみる)
この時の脳波がアルファー波であるのを保ちながら思い出します。

ですので、すぐにぱっと起き上がってトイレに行ったり、何かをしてはいけません。
今日の仕事のことや悩みことを考え出してもいけません。

この時間を約5分ぐらいは(何だっけ?何か見たな・・)というように努力してください。
すると少し思い出してくると次々に浮かんできます。

不思議ですが、すぐに動いてしまって後から思い出そうなんて思ってやってみても無駄です。
私もそんな日はまったく思い出せません。
(ただ・・そんな日は瞑想の時に思い出そうとすると記憶が蘇ってきます。不思議ですが・・潜在意識は覚えているのですね。)

思い出したら、すぐに<夢日記>に何でも書いておきます。
イラストも入れたり、自分の感想も書いておくと楽しくなってきます。

毎日書くことを続けるには、お気に入りの豪華なノートを買うのもいいかもしれません。
私はイラスト用の色ペンなどでこれは<霊夢>と思うものや香奈との再会の夢はカラフルに塗ったり、
印をつけて後ですぐにわかるようにしています。

自分の精神状態によって見られる夢も違ってきますが、
私たちこどもを亡くしたものはどうしてもマイナスの感情のままに眠りについてしまう事が多いです。
すると、その波長に応じた内容を見ることもありますので、
なるべくは、就寝前の5分間は、
布団に入り瞑想し自分が光に包まれ癒される思いになるようになさってください。

特に子どもの魂は清らかな高い波動の魂ばかりですので、
向こうが下げてくれる努力をしてはくれますが、こちらも上げる努力をしてあげなければいけません。

では、皆さんが楽しい夢・わが子を感じる夢・抱きしめる感覚が分かる夢を見られるようになりますように・・。
    
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